2007-01-01から1年間の記事一覧

わーいクリスマスだー

先日「真・女立喰師列伝」を観に行ってきました。テアトル梅田に随分久しぶりに行ったような気がします。というか梅田まで出るのが半年振りくらいなんですかね…。しばらく行かないうちにテアトルは整理券がなくなって、座席指定制に変わってました。ついにあ…

ヒットを判定する方法

ある作品がヒットしたか、そうでないかを判定する方法って実はよくわかんなくて、みんな結構いい加減に自分の感覚や自分周辺の情報で判断しちゃうところがあるのではないかと思うんですよ。何でそうかというと、まさに自分が普段感覚的にそういう不用意な発…

マタンゴ

残念ながら研究室にはなかったのですが、入れてもらえるかも知れないです。マタンゴって名前知ってる人は(それなりに)多いですが、意外とちゃんと観てる人って少ないんじゃないかと思います。一緒に地球防衛軍も入れてもらえるといいですがねぇ。海底軍艦…

新しい地理教科書を構想する その1

まずは少し具体的な事例に沿って考えてみましょう。 ヒマワリの栽培がロシアやウクライナで盛んです。当然これは観賞用ではありません。スラブ人どんだけヒマワリ好きなんだよという話になってしまいます。じゃあ何の為に育ててるのか。答えは種を採るためで…

また映画ネタかい

昨日(の夜から今朝にかけて)映画を観てきました。実はオールナイトというのは初めてで、途中寝るかなぁとか思ってたけど、結局ちゃんと起きてましたね。 九条大宮の京都みなみ会館で「ファンタスティック・ハロウィン 時空をかける映画・世界選手権オール…

もう2008年が近いんだなと実感する頃

後期の打ち入りという訳ではありませんが、映画を観てきました。ボンズの劇場版「ストレンヂア」。 公開初日だというのにこの人の少なさはナンだ!?レイトとはいえ、エヴァなんかと比べちゃいけないとはいえ、これは少ない…。時代劇だし、原作付きでもない…

「オトメちっく」ハ「おとめちっく」ニ非ズ?

別花10月号において確認された「オトメちっく」という単語について考えてみます。「オトメン」関連で「オトメちっくフェア開催」とか書かれる訳です。何か違和感がありますよね。 少女マンガの世界で「おとめちっく」といえば、田渕由美子や陸奥A子などの作…

夏休みの宿題

とういことで正月の種総集編を痛みに耐えてくぐりぬける企画に引き続き、種デス総集編を振り返る企画がようやっと任務完了いたしました。この企画の目的は、どの辺がウケたのかを考えてみよう、或いは、文句を云うにもまず一度見てから、主にこの2点と思われ…

いい加減

先日のアニメ夜話公開収録の感想とかまとめようかなとか考えてます。いろんな意味で濃ゆい東京旅行でしたし。 とりあえず、博多のまんだらけで仕入れてきた本の整理とかしないといけないし。(わざわざ博多でやらなきゃいけない仕事ではないですね。まんだら…

映画とか

大阪まで「Genius Party」を観に行きました。studio4℃の新作オムニバスで正直よくわかんない系統なんですけど、渡辺信一郎がやる(のが入ってる)というので。河森さんのやつとナベシンのは非常に楽しめました。その他5人の作品に関しては、私のような俗物…

宇仁田ゆみ強化月間

な様相を呈してきました。絵柄が好きで大分前(白泉社の単行本が出た頃かな?目録を眺めててピッと来た)から読もう読もうと思っていて、つい先日BSのマンガノゲンバで取り上げられたのを機に、ここのところ固めて読んでる訳です。 硬質な手触りで背景もあっ…

津田雅美サイン会潜入ルポ

というほどのものではありませんが、ちょっくら覗いてきました。そのためだけにわざわざ(台風の接近に怯えつつ)東京まで出張った訳ですが。 紀伊国屋書店新宿本店Forestに到着したのは14時半ごろでしたが、階段には列が出来ていました。反対側の階段から2…

7/5の戦利品

よしながふみ「フラワー・オブ・ライフ」「西洋骨董洋菓子店」「彼は花園で夢を見る」、桑田乃梨子「888スリーエイト」3巻、basso「amato amaro」、岩岡ヒサエ「土星マンション」、津田雅美「eensy-weensy モンスター」1巻、武富健治「鈴木先生」3巻、「屋根…

「eensy-weensy モンスター」1巻のコマ割りだけを考える。

代わりに、昨日シリーズは最後と云いましたが、単行本も出たことなので、「eensy-weensy モンスター」1巻(step1〜6)を例のごとく解析してみます。(いい加減しつこいですが) まず、ページまたぎ。step1から順に3、1、2、4、0、3回となります。 そして、st…

やらずに後悔するよりやって後悔する方がいい

津田雅美のサイン会整理券をゲットしてもらう作戦はあえなく失敗し、期待が大きかっただけにそれだけ失望もまた大きく、万札を握り締め本屋へ(ストレス解消は本をたくさん買うのが一番)。おかげで得るものもまた多かった訳ですが、矢張り残念は残念。悔し…

新井理恵の場合

読んでいて感覚的な理解としては、コマ数もテキストも過剰気味です。この色々な「過剰さ」というのは新井理恵を特徴付ける重要なポイントの1つですが、今回は出血、涙等の「体液表現」の過剰さ、或いはモザイクの過剰さ(過剰というかそもそも少女マンガでモ…

暗黒の破壊神

と云っても萩原一至とは何の関係もなくて、新井理恵のお話です。ここのところの流れで、コマ割り特にページまたぎについて取り扱ってきたので、そのシリーズのとりあえず一区切りということで、最後に新井理恵の話をしたいという訳です。

「津田雅美を考える その1」についての訂正と「その2」の補足

前々回の最後の方で、少年マンガではページまたぎはしないんじゃないか、といい加減なことを書きましたが、やはりそんな事はないようです。みやもさんから指摘がありました(身辺雑感/脳をとろ火で煮詰める日記 2007年7月1日 津田雅美の新作は大きなスクリー…

今市子の場合

ここんとこ、津田雅美のコマ割りについて見てきましたが、今回はある意味で津田の対極に位置すると云える今市子について考えて見たいと思います。 実はこの二人商業誌デビューは93年で同じです。今市子は生年が明らかになっていないので、はっきりしたことは…

津田雅美を考える その2

昨日、津田のコマ割りの特徴ということで、ページまたぎをあげましたが、よく見てみると今月号のLaLaでページまたぎを使用してないのは羽鳥ビスコ、藤原ヒロ、マツモトトモの3人だけでした(ギャグのにざかなと江咲桃恵は除く)。 という訳で、実はページま…

津田雅美を考える

今回のテーマはずばり「コマ割り」です。 最近特に思うのですが、津田雅美のコマ割りは少女マンガにあって少し異質です。かなり特徴的であり、極端な話コマ割りだけで判別できるかもしれません。それは一言で云うなら「贅沢」であり、「単純」です。(既にど…

贅沢は敵か

「贅沢は敵だ」というのは戦時中の名コピーであり、また私自身の10年来の口癖でもある訳ですが、マンガにおいても同じことが云えるのかを少し考えて見たいと思います。

やはり

関東の人はいいですねぇ。 7/14に津田雅美のサイン会が新宿の紀伊国屋であるみたいです。28には横浜でアニメ夜話の公開収録があってビバップを扱うらしいです。 東京行きたい…。 が、28はともかく14は試験の最中だし。でも16は何か知らんけど休みらしいので…

少し調べてみた

といってもオフィシャルの情報ばっかりじゃないと思うので、どの程度信用できるのかは留保が付きますけど。1971年から±2年(1969〜73年)に生まれた漫画家をピックアップしてみます。 69年…二ノ宮知子、あとり硅子 70年…津田雅美、小花美穂 71年…新井理恵、…

何か久しぶりに書く気がする

ユリイカの増刊で「腐女子マンガ大系」なるものが出ていまして、(まだ全部読んでませんが)充実の内容で非常に面白いです。もう野火ノビタのインタビューがあるというだけで興奮する訳ですが、九州男児のインタビューまであるじゃないですか。しかも三浦し…

じゅ〜すぅい〜

を正しく発音できる人は相当まずいですねw。 「おとぎ銃士赤ずきん」のサントラ第3章をやっと買ってきた訳ですが、あえてこのCDを買うのには理由があって、なんとブレーメンのうたが入ってるというのが非常に重要です。 数ヶ月前のことになりますが、正直云…

ようやく

読みました「地球へ…」。さすがによく出来てるのは勿論なので、内容についての言及は余りしませんが、ラストに関して一点だけ。 やや乱暴なまとめかもしれませんが、自然/人為の究極の選択という場合に人為を排するということで、ナウシカのラストを思い出…

ゴールデンな市川崑ウィーク

今週はBSの衛星映画劇場で市川崑の金田一を固めてやってくれているみたいです。昨日の「悪魔の手毬唄」は見逃しましたが、「犬神家の一族」「獄門島」流石に面白いですね。「犬神家」はこの間見たセルフリメイク版と比べてどこが違うのかとかとか考えなが…

71年組研究序説

少女マンガの話をすると、24年組というのはよく出てくる。同じ時期に生まれた人たちを一括りにして考えてみるという切り口ですね。この場合は昭和の24年の話ですが、今回は西暦の1971年生まれということで何か見えてこないかというお話。 これを考え出したの…

桜の花びら舞い散る季節に

やっと「秒速5センチメートル」観て来ました。最初は東京でしかやってないとか聞いたので、どうなることかと思ってましたが、京都でもやってくれたことに感謝。東寺の近く九条大宮なんで、普段行く機会のないエリアでしたが、わざわざ出向いた価値があったと…