2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

映画とか

大阪まで「Genius Party」を観に行きました。studio4℃の新作オムニバスで正直よくわかんない系統なんですけど、渡辺信一郎がやる(のが入ってる)というので。河森さんのやつとナベシンのは非常に楽しめました。その他5人の作品に関しては、私のような俗物…

宇仁田ゆみ強化月間

な様相を呈してきました。絵柄が好きで大分前(白泉社の単行本が出た頃かな?目録を眺めててピッと来た)から読もう読もうと思っていて、つい先日BSのマンガノゲンバで取り上げられたのを機に、ここのところ固めて読んでる訳です。 硬質な手触りで背景もあっ…

津田雅美サイン会潜入ルポ

というほどのものではありませんが、ちょっくら覗いてきました。そのためだけにわざわざ(台風の接近に怯えつつ)東京まで出張った訳ですが。 紀伊国屋書店新宿本店Forestに到着したのは14時半ごろでしたが、階段には列が出来ていました。反対側の階段から2…

7/5の戦利品

よしながふみ「フラワー・オブ・ライフ」「西洋骨董洋菓子店」「彼は花園で夢を見る」、桑田乃梨子「888スリーエイト」3巻、basso「amato amaro」、岩岡ヒサエ「土星マンション」、津田雅美「eensy-weensy モンスター」1巻、武富健治「鈴木先生」3巻、「屋根…

「eensy-weensy モンスター」1巻のコマ割りだけを考える。

代わりに、昨日シリーズは最後と云いましたが、単行本も出たことなので、「eensy-weensy モンスター」1巻(step1〜6)を例のごとく解析してみます。(いい加減しつこいですが) まず、ページまたぎ。step1から順に3、1、2、4、0、3回となります。 そして、st…

やらずに後悔するよりやって後悔する方がいい

津田雅美のサイン会整理券をゲットしてもらう作戦はあえなく失敗し、期待が大きかっただけにそれだけ失望もまた大きく、万札を握り締め本屋へ(ストレス解消は本をたくさん買うのが一番)。おかげで得るものもまた多かった訳ですが、矢張り残念は残念。悔し…

新井理恵の場合

読んでいて感覚的な理解としては、コマ数もテキストも過剰気味です。この色々な「過剰さ」というのは新井理恵を特徴付ける重要なポイントの1つですが、今回は出血、涙等の「体液表現」の過剰さ、或いはモザイクの過剰さ(過剰というかそもそも少女マンガでモ…

暗黒の破壊神

と云っても萩原一至とは何の関係もなくて、新井理恵のお話です。ここのところの流れで、コマ割り特にページまたぎについて取り扱ってきたので、そのシリーズのとりあえず一区切りということで、最後に新井理恵の話をしたいという訳です。

「津田雅美を考える その1」についての訂正と「その2」の補足

前々回の最後の方で、少年マンガではページまたぎはしないんじゃないか、といい加減なことを書きましたが、やはりそんな事はないようです。みやもさんから指摘がありました(身辺雑感/脳をとろ火で煮詰める日記 2007年7月1日 津田雅美の新作は大きなスクリー…

今市子の場合

ここんとこ、津田雅美のコマ割りについて見てきましたが、今回はある意味で津田の対極に位置すると云える今市子について考えて見たいと思います。 実はこの二人商業誌デビューは93年で同じです。今市子は生年が明らかになっていないので、はっきりしたことは…