メガネとったら美人

 デラコミを読んでいたら、また「メガネとったら美人」パターンが出てきました。LaLaの「未少年プロデュース」の時にずいぶん久しぶりに(もしかしたら実物を見たのは初めてだったのかも)見たのに続いて2回目の目撃例ということになります。

 「少女マンガかよ!」というツッコミが作中で成立することからもわかるとおり、既に少女マンガにおけるステレオタイプのひとつとなっている「メガネとったら美人」なんですが、実際問題いつごろ確立されたものなのかはよく知りません。(この辺はパンをくわえて走る転校生と似たような感じか?)

 最近の作品に見られるのはある種メタフィクショナルな言及ではありますが、「メガネとったら美人」の成立と衰退から回帰に至る歴史的変遷というのも調べてみたいところです。回帰フェーズはかなり最近の出来事なんじゃないかとにらんでますが、なんとも。

 「メガネ〜」に限らず、ネタのパターン化というのは間違いなく存在してますから、そうした諸類型をうまくカテゴライズしてその流行り廃りを追いかけられればいいなと思います。