羅羅七月号について

 今月の『ララ』は津田雅美の新連載が始まるということで非常に楽しみだった訳ですが、さすがに期待を裏切らない第1話でした。新作「ちょっと江戸まで」、タイトル上のアオリが「大江戸アバンギャルド草紙」となっていて、まずこの時点で?序盤も一部のセリフに?
 しかし、最後まで読むと全ての?がスッキリコッキリ全部解決というすばらしい仕掛けです。いやもぉ、姐さん一生ついていきますぜっ!!てな感じです。(という訳で皆さんララ買って読んでください)

 ララは津田雅美に頼りっきりじゃいけない、というのは私がいつも云ってることですが、どうしても仕方ない部分もあるのも確かです。売り上げで云えば葉鳥ビスコ田中メカの方が或いは上なのかも知れませんが、仕掛けの作り方なんかはまだまだ津田雅美ほど上手くはないと云えます。勿論芸風が違いますから一概にそう比べられるものでもないのですが、技術的な面で少女マンガの最先端に近いのは津田雅美の方であろうことは間違いないです。

 以下少しずつコメント(どれも内容の核心には触れませんが)

 マツモトトモ…トルメキアの白い魔女って久しぶりに聞きました。久しぶりに魔女に会いたくなりました。

 なかじ有紀…連載当初から読んでますが、39回にして始めて舞台が関西であることを知りました。

 藤原ヒロ…いよいよ以って連載長期化のフラグが立ちました。京都在住らしいですが、どの辺なんでしょ?サイン会行けばよかった。

 葉鳥ビスコ…そろそろ(あと1年以内)終わりのはずなんですが、こういう時に限って特別編とか

 時計野はり…真琴と美幸って時かけ?どっちの真琴もかわいいから何の問題もないのですが

 草川為…これも案外長いですね。別冊の方と平行連載で大変だと思いますが頑張ってください。