3月の収穫

 随分ご無沙汰でしたが、何もしていなかった訳ではなく、むしろ忙しく働いていた(ということにしておいてください)

 次回のGirls' comic at our Bestにむけて、麻生みこと関連を収集したのと、六本木綾の単行本をまとめてそろえたのと、あと諸々の同人なんかを仕入れてきたりした訳です。

 改めて思いましたが、やっぱり単行本の1/4スペース大事だということ。文庫化に際して潰されることが多いのだけれど、描き下ろしとか入れ込まずにむしろそのまま残してくれって感じです。

 人にはよりますが、やはり作家のパーソナルな部分や当時の色々な状況というのが強く出てきますから、資料(史料)的価値が大きい。文学研究における書簡のような位置を占めるものではないかと思われます。

 例えば六本木の単行本を読んでいてわかったこととして、どうやら柳原望麻生みこととはかなり仲がよいらしいということ。トラブルドッグの時にわざわざ新幹線に乗って手伝いに来てくれるくらいには仲良し。

 しかし、この3人はほぼ同世代でキャリア的にもそう変わらないはずなのに、なぜか六本木だけ文庫化されてない。初期の作品で続き物なのに話数が微妙な所為で単行本化されてないものもあるのに。編集部に手紙とか出したらいいのかしらん?