ここ半月ほどの雑多な諸々

 辺境の惑星に里帰りなど。

 片付けの途中で昔書いた文章とかが出てきて、非常に懐かしく思ったりしました。ああ、こんなこと考えてたんだなぁとか。「めぞん一刻」と「こころ」の相関をむりくり証明する暴論のオリジナル原稿を見つけて、いい加減完成しないといかんとしみじみ感じてしまうとか。

 中学生のときの「花火」読解についての議論(国語の時間にクラスでやった)とかも、なかなかどうして興味深いもので。自分についてはあんまり成長がないのかなぁとか反省したりもしますが。考えてみると近代日本文学との出会いてのもこの頃なんですね。内田百輭の小説を読んで、「よくわかんない。けど、面白い」という一種の挫折を伴う衝撃の出会いというか。大袈裟な云い方をすれば、自分の人生はこのあたりから始まっているというか。

 まあ、初心忘るるべからずってことで。がんばっていきまっしょい